最近、スタッフやパートナーさんに、同窓会事業をはじめた経緯やビジョンを尋ねられる事が多くなりました。
創業してから2年半ほどになるこの事業ですが、創業当初からこの事業の目的や計画、それに対する想いやビジョンは基本的には変わっていません。
自分の考えを知ってもらう為にも、ここで一度、文章にしておこうと思います。
ちょっと長めなので、たまたまここを見た人は読まない方が良いと思います。時間をムダにしちゃいけないですからね。

そもそも一番始めに同窓会事業を始めようと思ったキッカケは、起業のネタ探しをしていた5年前ぐらいに、新卒で入った会社の同期から、『うちのオカンが同窓会やりたいけど、出来なくて困ってるんだよねえ〜』という話をたまたま聞いたときでした。
ぼくは昔からイベントの幹事とかは、好きでよくやっていたので、同窓会の幹事なんて簡単じゃん、と思っていました。だけどこの話を聞いて、よくよく考えてみると、それはまだ自分が若いからで、確かにこの先、年を取っていったら、開催するの凄い大変そうだし、でもそんな面倒くさいこと誰もやんないだろうし・・・ ってじゃあ、幼なじみや同級生と会う機会なくなっちゃうじゃん!それはさすがに寂しすぎる! じゃあ、同窓会を簡単に開催できるシステムを作ればいいじゃん!きっと皆求めてるし!というところから、同窓会というイベントに興味を持ち始め、ビジネスとしての可能性を模索し始めた、というのが一番はじめのキッカケでした。

そして、早速自分自身の中学・高校の同窓会を開催してみたり、同窓会幹事代行業者(というのが実はけっこうあります。)を調べたり、利用してみたりしてみて、 とにかく同窓会開催を研究しまくりました。

その結果、分かった事が2つありました。

◯1つ目の気付き:同窓会はとにかく楽しい!
驚きましたが、どんなエリアでも、どんな年代でも、同窓会当日は例外なく壮大に盛り上がる、ということが分かりました。盛り上がらなかった同窓会をリサーチ中に見た事は一度もなかったし、自分の同窓会もホントに楽しかった。はじめっから盛り上がり放しで、誰も司会の話は聞いてないし、会が終わってもみんな全然帰ろうともしない。しかも基本8割ぐらい二次会に行くし。。何なんだ、このイベントは。この空気感とこのエネルギー感。今までのどのイベントとも違う。しかもほとんど演出してないのに。
感覚的には、昔にタイムスリップした何だか懐かしい感覚と、今この瞬間を楽しく生きているという充実した感覚の2つが重なる新しい感覚。そして、ずっと会ってなかった同級生に会うのって、何か良いんです。会うまでは当時で記憶が止まっているわけだから、どうせ同級生なんかと会っても・・・ってぼくも思っていたし、他の人も思っていると思う。でも実際会ってみると、当たり前だけど、みんなそれぞれの道を歩んでいるから、昔の面影を残しながらも、新しい経験を積んでいて、成長していて、それぞれ人生に厚みを増している。それが新しい出会いにもなったりする。ぼくが開催した同窓会がきっかけで、一緒にビジネスを始めた同級生や付き合い始めたカップルがいたぐらい。びっくりだけど、こんなことって日常茶飯事。ドラマでもありましたよね笑。育った環境や教育、世代が同じって、信頼関係が生まれ易いんだと思います。

◯2つ目の気付き:同窓会のノウハウが世の中にないということ
もう一つわかったこと。それは、同窓会開催に関してのノウハウはインターネット上でも、書籍にも全くないということ。同窓会幹事代行業者もやっていることはただ幹事さんの手間を省くだけで、そこにノウハウと呼ばれるものは存在しないし、個人の人でも、結婚式二次会の幹事をたくさんやる人はいても、大規模な同窓会幹事を何回も何回もやる人なんて、いないから 、そこにノウハウはないんです。

この2つのことが分かってから、
ぼくはものすごいことを発見してしまったと素直に感じました。
だって、こんなに楽しい体験をノウハウが世の中にないばっかりに、なかなか体験できない、つまりは、どれだけ潜在的なニーズが埋まっている市場なんだ!と 。ましてや日本なんて、ほぼ100%の人が小・中・高・大学などの過去のコミュニティーをいくつか持っているんだから、大事にしているコミュニティー・思い出に残っているコミュニティーがあるはずだから。ブライダルのマーケットみたいに各業者凌ぎを削って、ノウハウを高めあったら、これはものすごいマーケットになるぞ!そう直感的に感じました。

ただ、1つ疑問がよぎりました。
このサービスに、とても大きな潜在ニーズがあることは分かったが、ビジネスとしては成り立つのだろうか?と。。。
どんなにニーズの高いビジネスでも、収益がちゃんと上がらなければ、継続できないし、広がらないですからね。

しかし、ここには、ぼくは自信がありました。
確かに単体の同窓会事業としては、要はイベント請負業だから、自転車操業で利益も薄い。
だけど、地域・年齢・偏差値・趣味嗜好などで、きっちりセグメントされた価値のあるコミュニティーをたくさん集めることができれば、絶対に大きなビジネスに繋がる。と。ましてや同窓会の集客や出欠管理・コミュニティー維持は、インターネットと相性が抜群だし、これから大きなSNSというコミュニケーションプラットフォームが世界を席巻するだろうから、こと日本のようなガラパゴスでは特に、クローズドで信頼性のある100%実名のコミュニティーが共存し、価値が出るんじゃないか。と。最終的にはネットをマネタイズして、同窓会会費を劇的に下げられる仕組みを作れるはずだ!と考えました。そうすれば同窓会を業者に頼む事も当たり前になるし、同窓会を開催したいけどできないという潜在ニーズを全て顕在化させることができる。これは絶対に大きなマーケットになる。おもしろそうだ。

この考えから笑屋の同窓会事業は、創業時に、
リアル(同窓会プロデュース)とネット(クローズドコミュニティーサイト)の両輪でサービス提供をすると決め、またそれと同時に、開催ノウハウはそれぞれの地域で異なることが予測されることから、ノウハウがある程度固まった後の横展開はライセンス式でパートナー戦略(いわゆるフランチャイズ方式みたいなもの)をとろうと漠然と決めていました。そうすれば、全国展開のスピードが上がり、コミュニティー・ユーザーが加速度的に増えるし、地域活性化にも貢献できるだろうと。

◯そして現在・・・
そんな想いから、自信と不安の両方が入り交じる中、事業を開始し2年半が経過し、今に至っています。
現在はスタッフみんなの頑張りと、色々な方々のご支援のおかげで、はじめは『誰が同窓会システムのフランチャイズなんてやるんだよ?』と言われていたエリアパートナー制度も15社以上の法人様に加盟して頂いており、主要都市(大阪や福岡、名古屋など)では募集を断っている状況にまでなりました。少子高齢化や低価格化によりブライダルビジネスが厳しくなってきたレストランやホテル等の飲食店さんからも、新たな土日のパーティー需要を作り出す為に、タイアップをしたい!という要望を頂く事も非常に多くなってきました。そして、笑屋が企画する同窓会の会場では、毎週末、奇跡的な再会やたくさんの笑顔が溢れかえっていて、週を追うごとに、その数は すごい勢いで増えてきています。本当に嬉しい限りです。

たかが同窓会。。
そう言う人もいるとは思うけど、ぼくはそうは思いません。
人が一生の中で会える人数って、たかだか3万人とか5万人(ソースはこのあたり)って言われていますが、
故郷が一緒だったり、目指していた夢が一緒だったり、もしくはたまたま机が隣同士だっただけかもしれないけど、過去に一度交わった人と再会して、お互いが歩んできた道を確認し合って、明日へのエネルギーにすることって、すごくロマンがあるし、単純に面白いことだと思うんです。死ぬ前にもう一度会いたい人だって、数えだしたらけっこういたりしますよね? そんな人たちと結局、会えないまま死んでいくなら、お互いが元気なうちに一度ぐらい再会したいじゃん!て皆、潜在的に絶対思っているはずなんです!

だから、ぼくらの仕事っていうか使命はそこなんです。
何かキッカケがなかったら、それらの人と再び交わることはないけど、ぼくらがいるからそれを実現できる。それがぼくらの価値です。

これからぼくらは、そんな、ありそうでなかった新しい価値をもっと多くの人に伝えてきたいし、広げたい、と思っています。そして、多くの人に喜んでもらって、感動してもらって、最終的には大きな産業にしたいんです。巨大なクローズドメディアにしたいんです。そんな大きなビジョンを持って、強い想いを持って、今後も更にとんでもない努力を続けていきたいと思います。

今日は絶対に意義があるこの事業を絶対に成功させたいと強く想いながら、この記事を書きました。
こういうことって、改めて整理すると燃えてきますね! 頑張りますよ!

ぼくの起業家としてのこだわり

Posted: 2011年4月16日 カテゴリー: Uncategorized

起業して2年ほどの月日が経ち、今の生活にも少しは慣れてきました。
今日は現時点でのぼくの起業家としてのこだわりやスタンスを備忘録として残しておきたいと思います。

現在は笑屋という会社をやっていて、笑屋の同窓会マイシリアルという事業をメインにやっています。
この2つの事業はどちらも真新しいサービスで、2011年4月現在では日本の中では、競合も全くいないサービスです。
おそらくこれから、たくさん出てくるのではないでしょうか。

『変わったビジネス、やってますね?』
『このビジネス、儲かるんですか?』
などは、言われすぎて返すのがめんどくさくなってる感じなほど、よく言われます。

思えば前職を辞めるときにも、
『こんなビジネス儲からないからお前がやる必要はないだろう。そんなことより起業するなら、コレを売ってくれ。』
みたいなことも、けっこう言われていた気がします。

でも結局、周りの意見はまったく聞かずに今の事業を押し進めてきました。
今でこそ少しはマシになってきましたが、創業当時はほとんど利益も出なかったので、従業員も雇えなければ、生活することさえもギリギリの状況で、会社もぼくもいつ潰れてもオカシくない時期もありました。

それでもぼくが営業や広告の代理店業や受託開発に走らず、現在の事業を頑なに続けているのは、起業に対するこだわりがあるからです。
それは、『起業するからには、新しい価値を世の中に生み出したい』という非常にシンプルなこだわりです。
もちろん、多くの雇用を生み出したり、たくさん利益を出してたくさん納税することも企業としての価値であり存在意義なのだということは分かっています。 しかし、それだけではぼくは退屈だし、起業という手段を使わなくても出来るんじゃない?と思ってしまいます。
一度きりの人生でせっかくリスクを背負って起業するなら、とにかくお金を稼ぐこともとにかく会社を大きくすることも魅力的だけど、

『この商品、おれが作ったんだよ』
『このマーケット、おれが作ったんだよ』
『この文化、おれが作ったんだよ』

みたいな自分の存在意義を残すということに、メチャクチャわくわくを感じます。
そして、世の中に広く認められるということは、たくさんの雇用や利益を生み、社会に貢献できることも同時に満たすとも思います。幸いに今おこなっている2つの事業もお客様やパートナー、ファンの方も少しずつ増えてきていて、事業に対する価値や遣りがいも感じ始めています。

代理店や受託屋からスタートして、資金と人材を集め自社メディアを完成させた企業もありますし、元々大企業で新しいビジネスや異なるマーケットにチャレンジし続ける企業も多いですが、新しいサービスを開発し拡げていくには、とても大きな情熱とスピードが必要ですので、スタートアップや若いベンチャー企業の方が向いていると思います。googleやfacebookが起こしたイノベーションはスタートアップにしか出来ない神業だとぼくは思っています。

ぼくが今やっている2つの事業は、残念ながら世界のマーケットにスケールするタイプの事業ではないかもしれませんが、資金や仲間が揃ったときには、世界市場で勝負できる “新しい価値” を創造したいと心より想っています。
だから今は地に足をつけて、非常に少ない自分のリソースだけでも勝負可能なニッチな市場で、とんでもない努力を重ね、それはそれは熱い情熱をもって、サービスを作っていきたいと切に感じている今日この頃です。

新幹線ですごいヒマなので、かなり緩めの体重ネタでブログを更新してみる。

昔から体重の数値だけじゃその人が太っているかなんて分からなくね?と疑問に感じていたのだが、実際のところはどうなのだろうか。

どういうことかというと、人によって骨格だったり、頭や脳みその大きさや密度、内臓の有無なんかまで全然作りが違くて、重さも当然違うのに、単純な1人間当たりの重さを測定したところで、正確じゃないよね?と思うのだ。骨太の人や頭のデッカイ人は当然、見た目よりも体重が重いのは当たり前だろう。

それなのに、ダイエット時に自分の年齢の標準体重と比べて一喜一憂したり、身長と体重だけのデータから肥満度を出したりしてるのは、センスがなすぎると思う。
これからの体重測定は、部分毎、もっと言ってしまえば骨毎や筋肉・内蔵毎に体重を測定して、時系列で自分の体重を数値管理していくのが合理的だと思うのだ。
体脂肪率を測る時に身体に電気を流して測る手法があると思うが、それを応用すれば部位毎の体重測定は可能であると思うのだがどうだろうか?

この数値管理が出来るようになれば身体の異変により早く細かく気付けるようになるし、ダイエットするにもお尻とかお腹とか部分を定めて、効果的なダイエットメニューを組むことが出来るのではないだろうか。

と自分で書いてて、あまりにも内容がくだらないことに気が付いたので、もうそろそろこの話は止めようと思います。

前回の投稿から2か月近く空いてしまった。。まあ、かなりゆるく更新しているので、お許し下さい。

今回もビジネスアイディアシリーズですが、前回のビジネスアイディアは実現可能性があまり高いものではなかったので、今回は学生ベンチャーのような経営資源があまりなくても実現可能なビジネスアイディアをエントリーしようと思う。その名も『ゲリラ販売.com』というサービス。最近ではグルーポン系のサービスが乱立している状況をみても分かる通り、ソーシャルメディアを活かしたフラッシュマーケティングが拡がりを見せている。来月にはリクルートのような大きな会社も参入するようで、早くもレッドオーシャン化している。

そんな中、ソーシャルメディアを活用しつつ、リアルな販売を物品で、しかも特需品で出来ないかと考えてみた。特需が出る商品といえば、金額が時価なもの即ち魚介類や青果などの生鮮食品がいいだろう。築地などの市場では、日によって特需商品がでることは少なくないし、それをネット販売している業者も数多く存在する。そんな通販業者や卸売業者とタッグを組みリアルでも売りまくるということだ。卸売業者を省いて、朝市場からダイレクトに仕入れて利益率を上げてもいいだろう。

そして、売り手と売る場所だが、このサービスのターゲットはもちろん主婦がメインターゲットになるので、主婦がたくさんいるエリアにゲリラ的に出没し販売するのが良いだろう。売る場所に関しては、最近有名になってきている『軒先.com』のようなサービスを利用すれば、一般家庭の駐車場や民間施設の空きスペース等が日貸し数千円で借りれたりするので、そこを利用すれば良いだろう。売り手に関しても自社でやるのもいいが、そのエリアの主婦だったり、八百屋みたいな自営業者にやってもらうのもありかもしれない。

主婦をターゲットとしているので、エリアは細かく分ける必要はあるかもしれないが、集客はtwitterなどのソーシャルメディアで地道にファンを作り、価格インパクトで口コミを拡げていくのがいいだろう。なにせ主婦の口コミ力は半端ではない。クックパッドの成功からもそれは明らかだろう。ただ、twitterをやっている主婦というのは、まだまだ少ないと思うので、はじめのうちはその地域に折り込み広告などでサイト登録を促す必要はあるかもしれない。少しずつそのエリアで口コミが拡がっていけば、『今日のゲリラ品は何だろう?』みたく毎日楽しみにしてくれるフォロワ―も増えていくだろう。twitterを上手く利用すれば、リアルタイムで在庫数や販売場所を伝えられるので、相性も抜群だろう。

このような仕組みを始めは1つの地域で試験的に試してみて、①ゲリラ品の仕入れ業者、②売り地、③売り手 の3つが安定してくれば、たくさんのエリアにこの仕組みを拡げることができるし、パイが増えてくれば、サイト上の広告はもちろん販売時のビニール袋に主婦向けチラシも入れたりして、安定した収益を生むことも視野に入れられるはずだ。

ユーザーやフォロワ―が増えるまでの間は、仕入れリスクを考えてスモールスタートすることを前提とすれば、まったくリスクや資本のいらないビジネスモデルだと思う。

現在のビジネスモデルを考えるうえで外せないのは、モバイルとアジアだとよく言われているので、モバイルで何か面白いビジネスモデルがないか考えてみた。しかも、コンテンツやゲーム事業のような単発系ではなく、人の生活に役立ち、毎日アクセスしてしまうプラットフォームに成り得るデカい事業に絞って考えてみようと思う。

今日一日仕事の空き時間にずっと考えていたのだが、こんなビジネスはどうだろうか?

最近誰かのブログで、家にたくさんあるリモコン操作が全て携帯に纏まるだろうって話を見たけど、それをヒントにしてみた。単純発想だが、携帯で色々な家の操作が出来るようになったら、超便利だよね!と思ったのだ。携帯で家の管理を出来る時代が来るのでは?と。

たとえば、家の帰り途中にお風呂にすぐに入りたくなったら、バスタブにお湯を貯めたり、追い炊きできたり。帰ってすぐにご飯を食べたい時には、お米を炊くスィッチを入れらりたり。クーラーの電源ONやTVの予約が遠隔操作で出来たりしたら、けっこう便利だと思う。ハイテクな家だったら、晴れの日にはソーラーパネルを出現させたり、雨が降ってきたら干している洗濯物を取り込んだりも良いだろう。そしてここまでは序の口で、このシステムの凄いところはここからだ。どこに居ても、家の状態が何でも把握できちゃうのだ。ちょっと気になってしまうな鍵がロックされてるかどうか?とかエアコン付けっ放しにしてないかしら?とかの細々としたことから、部屋内の監視カメラとリンクさせて、留守番している子供やペットの状態を確認できたり、留守中に空き巣が入ったら、メールが飛んできたりさせることも出来るだろう。郵便や宅急便が来た時に、何が届いたかタイムリーに知れるのも便利だと思う。

要するに、普段生活している中で気になる家の事がどこにいても全て把握出来て、必要な場合は遠隔で操作することが出来るのだ。ただ便利なだけではなく、これを導入している家はとんでもなくセキュリティーレベルが上がるというのもメリットだろう。更に、これを家族で共有することが出来るようにして、掲示板をくっつけたり、今日晩御飯食べる人一覧を出したり、冷蔵庫の中身を共有して旦那の帰りにお遣いを頼んだりと、色んな機能もくっつけていけると思う。GPSと連動させて子供の安全を管理しても良いだろう。もちろん、家族によってはそこまで干渉したくないとか、夫婦同士で秘密があったりとか、どこまで機能を追加するかはそれぞれ家族毎にカスタマイズすばいいと思う。

ビジネスモデルとしては完全にプラットフォームモデルなので、ユーザーの導入時は少コストもしくは無料でよくて、このシステムと連動した電化製品等を買ってもらう仕組みを作っていけばいいし、ほとんどのユーザーがユニークユーザーになるはずので、ターゲット広告やマーケティングツールとしてもマネタイズは難しくないと思う。利用するユーザーもSNSやブログをやるような比較的ITリテラシーの高いユーザーに限定される訳ではないところもgoodだ。そして、対応する電化製品やその他コンテンツは、サードパーティーから提供させることにより、競争を加速させれば良い製品や斬新なアイディアはたくさん生まれるだろう。ユーザーはそれをカスタマイズするだけだ。

懸念事項としては、ログイン情報がハッキングされたり、個人情報が漏れたりすると、情報が情報なだけに大変な事になり得るし、とんでもないイタズラをされる可能性があるので厳重な注意が必要であるということと、供給元がiphoneやipadのようなデバイスをもってないので、システムの独占や競争優位性を持つことが難しい事が挙げられるだろう。でも書いている途中で思ったが、プラットフォームというより、スマートフォンのアプリとして、色々な電化製品や家のセキュリティーツールをメーカーと連携して作った方が早いかもしれない。

と、かなりおちゃらけてる部分もあるが、なかなか有りだとは思うんだけどなあ~~。 ただ注意点として、技術的な部分は全然詳しくないので、実現するのに大変な部分があるのかもしれませんが。。。

もしかしたら世界のどこかの企業が既に開発しているかもしれないが、もし出てくるなら日本から出てきて欲しいなあー。SECOMとかやらないかなあ?

ライフネット生命岩瀬さんの著書『生命保険のカラクリ』を読んでみた。

一般的には分かりにくい保険商品や業界のことがとても丁寧に分かり易く、また大手の保険会社が絶対に口に出さないような数字まで細かく書かれていて、非常に良書であると感じた。業界新規参入者かつハーバード出身の方ということもあり、客観的な視野で非合理的な当たり前をきっちり覆してくれている。既得権益バリバリの業界ベテランが書く専門書なんかより、よっぽど意義があるのではないかと感じた。

また、このライフネット生命は生保業界で74年ぶりの独立系の会社というから驚きだ!74年前って言ったら、高度経済成長期の前なんだから、業界初のベンチャーといっても過言ではないと思う。40兆円というバカでかい市場に、裸一貫で立ち向かうスピリッツが本当に尊敬できる。若い起業家のお手本となるように、ライフネット生命には是非、成功してもらいたいと願ってしまう。

まあでも、わたしなんぞが心配しなくてもライフネット生命のようなネット生保のチャネルは拡大していくと思う。なぜなら、時代に合っているからだ。

この本に書かれていたが、90年代の後半辺りからGNP(義理・人情・プレゼント)営業が武器のセールスレディーのシェアは外資系コンサルティング営業に少しずつシフトしていったようだ。それもそのはず、ほとんどの人が内容も理解せずに高額の保険にいくつも入っている不安な状態で、大卒で大手企業出身でスーツをパリッと着こなした清潔感のある肉食系男子から、オーダーメイドのコンサルティングを高級ホテルのカフェで受けてしまったものなら、即決で契約を乗り換えてしまうのも無理はないだろう。実際、1990年代後半から外資系生保会社のシェアは急成長してきている。

それでは、これからもこの調子で外資系コンサル型生保は伸び続けるのだろうか? というと、

個人的な意見ではあるが、これからの日本市場での成長率は著しく鈍化するのではないかと思っている。もちろん少子化や消費者の商品知識向上による加入率の低下が予測される為、市場全体が縮小することは間違いないが、競争力自体も低下してくるだろうと思う。その一つの理由として、外資系コンサル型の保険セールスがもう全く珍しくない、という点が挙げられる。簡単に計算してみると分かるのだが、現在だいたい少なく見積もって20,000人ぐらいのコンサル型保険外交員がいると思うが、1人が1日に1人と新規商談をしたとすると、1週間で5人、1ヶ月で20人、1年で240人なので、20,000人いるとすると、年間約480万人の人がセールスを受けていることになり、仮に2000年~2010年の10年間これが続いているとすると、もう既に4,800万人ぐらいの人は、コンサル型の保険セールスを受けていることになる。更にこれを人ではなく、世帯数で考えて、未成年や高齢者を除いた日本の人口で考えてみると、よもや既に2/3以上のターゲットには一度はコンサルティングしたことのある状況になってしまっているのだ。商品の性質上、一度断ってしつこくされたりした経験があると、2度と話を聞きたくないと思う人は多いだろうし、そういう人が増え続けていることにより、年を重ねるごとに営業先が減少していき、でも営業マンは増える一方で、非常に非効率な営業となりかねない。見込み客の母数が減り続ける市場では、ある一定ラインを越えると、人海戦術は崩壊してしまうのは当たり前である。

では、セールスレディー型⇒外資系コンサル型⇒ ときて、じゃあこの先は日本の生保業界はどうなるのだろうか?というのを考えると、ライフネット生命を代表するネット生保が台頭してくるんじゃないかなあ、とわたしは思っている。また、それに相まって数種類の保険を扱う代理店も伸びてくるだろうと予想している。というのも、外資系コンサルの外交員さん達の啓蒙活動や2005年の法改正による新規参入企業による市場の活性化により、今まではスルーされてきた商品だが、やっと消費者の目が向き始めているように感じる。更にマスメディア支配の流れから、個人が情報を発信できる情報社会・口コミ社会に変化してきていることも彼らにとって追い風だと思う。現に、twitterや有識者のブログ巡回をしている人は、ライフネット生命を知らない人はいないだろうし、生命保険がどんな商品かもちゃんと理解しているはずだ。生命保険という商品を死亡保障・医療保障・貯蓄にしっかりシンプルに分類して、どれか必要なモノがあるなら、1人の営業マンの話だけ聞くのではなく、数種類の商品を代理店からも見せてもらい、その中から自分に合った商品を決めて、その後ネット生保で同じ商品の値段を比べ、安い方を購入する。という普通の商品を買う時と同じ消費者行動を取るようになっていくだろう。もちろんこれにより、加入しない・解約するという選択肢を持つ人も増えるだろう。貯蓄に関しては、ヨーロッパのように銀行とタッグを組み、貯蓄商品のラインナップを広げ、ポートフォリオごと組んであげるような高所得者に対する資産設計の需要が強まっていくのではないだろうか。

そして日本生保の行く末だが、日本の市場が縮小し、より一層市場がレッドオーシャン化していく中で、注力すべきことは決まっているのではないだろうか。これからは海外市場により一層の重点を置くべきだと思う。むしろ、そっちだけをやる会社があってもいいぐらいだ。日本でCMを流しまくったり、人海戦術をやっている場合ではない。残念ながら、日本の生保会社は日本の他の産業と同様で、世界的な競争力は全くなく、相手にもされていない現状がある。このような状況は即刻打破し、危機感をもって取り組んでほしい。、特にアジア諸国には積極的に展開する必要がある。中国はもう間に合わないとしても、インドやベトナムやカンボジア辺りは、まだ間に合うはずだ。日本で仕事のなくなった日本人を現地法人に送るような野暮な真似はせずに、海外の生保会社が成功してきているように、現地で経営陣を採用し、現地に根差した経営にこだわれば、勝算はあるはずだ。

いずれにせよ、あと5年10年でこの業界では、消費者の意識変革から始まる市場の変化・グローバルな業界再編が起こるだろうが、時代を予見しいち早い変化ができる会社が残るであろう。そういう意味では、凝り固まった大手よりフットワークの軽いベンチャーや海外勢に分があるのでは、と思ってしまうのだ。今後の動向が非常に楽しみな業界なので、ウォッチを続けたい。

起業について想うこと

Posted: 2010年3月16日 カテゴリー: Uncategorized

ブログを移転しました。

前ほど更新はしませんが、書きたいことがあったら、書いていきます。日常はtwiiterとかに書いてます。英語や中国語が上達したら、そのうち他言語でも発信していきたいと考えています。

今回は、起業についてです。最近よく若年失業者が確実に増え続けることからの選択肢として、『起業をどんどんするべきだ!』とか、『大人たちが起業を煽りまくってる現状は、あまりにも無責任だ!』とか色々なブログで議論がされてますね。

わたしはというと、条件付きではありますが、若年層の起業には非常にポジティブです。

ポジティブな理由はというと、自分自身まだ起業して1年ほどしか経っていませんが、起業したことによってモノやサービスを作ることやそれを伝えることの難しさ・そしてそれに対する対価をもらい生計を立てるという現実感をめちゃくちゃリアルに感じたからなんです。特に日本なんかは外資の会社でない限り、年俸制の会社なんかほとんどないわけで、元々ある仕組みや看板に乗っかり続けるだけで食べることができて、どんどん失敗して良くて、むしろ失敗することが逆に評価なんかされたりして、狭い井戸の中で出世することで自分の存在意義を確認し、最終的には、『おれはこの会社に人生を注ぎ、貢献してきたぜ』みたいのが、美学となったりと、正直レベルが低すぎると思います。こんなことだから、そりゃあ大企業でもバシバシ潰れていくし、あらゆる産業における国際競争で日本は追い抜かれまくっているのだと思うんです。

技術やアタマで勝負していかなくては勝ち目のない資源のない国が視野が狭く・変化に弱ければ、当然に未来はないと思います。ポテンシャルのある若者がワールドワイドな情報収集とネットワーク作りを若い年齢から習慣づけるのに、日本市場しか見ていない図体ばっかりの日本企業への就職は邪魔であるということです。そういう会社は現在もぶら下がっている方々にお任せし、優秀な若者はどんどん起業するべきだと思います。

ただ、なんでもかんでも起業すれば良いとは思ってなくて、重要なのは『日本市場で起業する必要なんて、全くないでしょうよ?』と認識することだと思うのです。残念ながら、日本市場のこれからはGDP成長率という数字はもとより、潜在マーケットとしての魅力も下降の一途を辿るのみです。もしまだ日本市場で新たな内需が引き出せるというような事業があるとすれば、どうせ約1200兆円と言われている50歳以上の高齢者の個人金融資産を狙ったビジネスぐらいなわけですから、そんなものはシニア起業や日本で縮こまってる老舗企業に任せておいて、若者は日本のモノ作りがNO.1だとか、日本人としての誇りがどうのだとかっていう誇大妄想やプライドも比較的少ないし、語学力向上や知識吸収が早いわけですから、始めからワールドワイドな視野で勤しみ、起業していけば良いと思います。若い方がリスクも背負えるしね!

なので、まずはそのファーストステップとして、日本での若年雇用が奪われ、起業や海外就職がリアルに感じられることは素晴らしいと思うんです。もっと言っちゃえば、海外の優秀な労働力をもっと日本に入れたり、大学で留年・大学院へ進学みたいな逃げ道も出来る限りシャットアウトしたりして、もっと活性化させたいぐらいに思ってます。まあ、あとは高校や大学卒業後、中国やインドへ出稼ぎ?に行く日本人の出国サポート(ビザや保険関連など)みたいなことぐらいは、国の税金でやってあげてもいいんじゃない?とも思うけどね。

いやあ、長く書くつもりじゃなかったけど、長くなっちゃった。